『手相占いであなたの幸せ引き寄せます!』おすすめ手相本

ふとしたきっかけで手相に興味を持って、もっと知りたい!となったとき。
どうするか?

まずは、本から学ぼうと思う方が多いと思います。
わたしもそうでした。

でも、手相の本はものすごい数が出版されていて・・・。
一体、どれから読めばいいのか?迷ってしまいますよね。

わたしは昨年から独学で手相を学んでいて、20冊以上の本を読んできました。
そのなかから、読んでよかった!と心から思う本のみをご紹介していきます。

最近手相に興味を持ったばかりで、どの本を読んだらいいか分からないという方。
本屋さんで何冊か購入してみたものの、いまいち理解できている気がしないという方。

よかったら参考にしてみてくださいね。

(この記事は、実際に読んだ上での個人的な感想・レビューです。)

まずは漫画で、手相の世界に親しもう


わたしがおすすめしたいのは、まずは漫画を通して手相の世界を覗いてみる、ということです!

手相について本で学ぼうとするとき、いちばん大事なのはそれぞれの本を読んでいく順番だと思います。
いきなり難しい本を手に取ると、理解できず挫折しそうになってしまう可能性が高いです。
(わたし自身がそうでした。)

手相の漫画はこれまでにいくつか出版されており、どれもイラストが多いので難しく考えすぎることなく気楽に読むことができます。

なんとなくでも手相の全体像をつかんでおくと、その後の学習において吸収のスピードが全然違ってきます。
ストーリーを追うことで自然と手相の知識が頭に入ってくるので、初心者の方にぴったりだと思います。

なかでも一冊目としておすすめなのが、こちらの本↓

卯野たまごさんの
『手相占いであなたの幸せ引き寄せます!』


現在は、手相家やイラストレーターとして活躍されている卯野たまごさん。

物語は、アルバイト時代の卯野さんが路上で謎の占い師「おじい」に声をかけられるところから始まります。

おじいの口車に乗せられて(?)占い師デビューしてしまった卯野さんの、波乱万丈な成長ストーリー。
その様子がコミカルなタッチながらも感動的に描かれています。

卯野さんの人柄も垣間見える、とても素敵な作品です。

フルカラーのかわいいイラストでさくさく読める


まず、表紙からしてカラフルでかわいい!手にした瞬間ワクワクして、テンションが上がります!

表紙だけでなく、この本は全てのページがフルカラーなのでとっても読みやすいんです。

「こういう線がある人は、こういう性格」
みたいなのって最初のうちは特になかなか覚えづらいものですが、イラストとストーリーのおかげですんなり頭に入ってきます。

それから、お客さんとして出てくる登場人物がみんな、応援したくなるキャラクターなんですよね。
めちゃくちゃ個性が強かったり、逆に超平凡だったりと性格はバラバラなんですが、共通しているのは、どの人も生きることにすごく一生懸命なところ。

感情移入できるので、線とそれぞれの性格のイメージを結び付けやすいです。

占いに対してまっすぐに向き合う卯野さん

卯野さんの手相の読み方は、「手に聞く」直感型。
手相を見ていると自然と手がしゃべりだす(!)そうなんです。

自分の心に自然と湧き上がってくる言葉をストレートに伝える卯野さんに、お客さんは心を動かされます。

全編を通して印象的なのは、目の前のお客さんに懸命に向き合って「なんとか幸せになってほしい!」との一心で身を削り、必死に言葉を絞り出す卯野さんのひたむきな姿。

最初は自分に自信がなくて「占いなんてできっこない」とネガティブだったけれど、たくさんのお客さんとの出会いを通して途中から少しずつ明るく、そして前向きになっていきます。

持ち前の直感が冴えまくって占いがどんどん当たるようになる様は、こちらも読んでいて気持ちがいい。

自分の気持ちと、お客さんの気持ち。
その両方を大事にしながら、占い師としても、いち人間としてもステップアップしていく卯野さん。

そんな卯野さんに占ってもらったことをきっかけに、夢に向かって走り出すお客さんはみんな輝いていて、その姿を見守っている卯野さんもまた幸せそうなんです。
読んでいると、こちらまでほっこり心があたたまって嬉しい気持ちに。

一番印象に残った場面は・・・

全体的に明るい雰囲気で進んでいくストーリーの中盤、読んでいてとても苦しくなる場面がありました。

一人暮らしのアルバイトと占いで忙しい卯野さんは、おじいとの約束で占いではお金をもらうこともできないなか、徐々に追い詰められていって・・・。

体調を崩したことをきっかけに、ついに心が壊れてしまいます。

もーーーッ!!なんでお金にもなんない占いしなきゃいけないの!!私ばっかり。

一人ぼっちでこんなにがんばってるのに・・・。私ばかりしんどいのに。わたしだって幸せになりたいのに・・・。

泣きながら布団のなかでうずくまる卯野さん。

「なんで私ばっかり」

こう思うことって、誰しもありますよね。
わたしも過去の出来事を思い出し思わず涙が出そうになりました。

心に響いた、おじいの言葉

卯野さんを占い師の道へと導いた、キーパーソンのおじい。

作品のなかでは常にほのぼの~としていて、良い味を出しています。
たいていはおちゃらけていることが多いのですが、たまにすっごく感動することを言ってくれるんです!

そのなかから、心に響いた言葉をいくつかご紹介しますね。

できるかできないかなんてあとあと。大切なのはやるかやらないかだけじゃよ。やってダメならやめればええだけの話。やらんままなんは何も変わらんだけの話。

自分を信じて進むも人生。進まんも人生。決めるのは自分。もちろん占いは来る人と真剣に向き合ってやることが大事じゃ。

さっきお前さんは目の前のお客さんのことを思って一生けんめい話をしとったじゃろ?そうやってとりあえずやってみる方が人生が楽しみになる。

そりゃ話術も勉強していかんとな。でも大切なのは目の前の人をちゃんと思いやる心じゃよ。

当てることも大事じゃけど占いに来た人の幸せを一生けんめい考えられる「人」でなければいかん。

人と人が向き合ってやれるそんな占いをしなさい。

何かを変えたくてもどうしたらええんかわからん人もたくさんおる。何かを変えるためのきっかけや気づきがほしいと思ってる。

でもきっかけや気づきなんてもんはどこにでもほんとはころがってる。日々の生活の中にの。

結局はそれに気づくか気づかんフリするかだけなんよ。

おじいの言葉をどんなときもまっすぐな心で素直に受け止め、それを糧としてさらに前に進んでいく卯野さん。
感受性豊かなその人柄をおじいはきっと最初から見抜いていたからこそ、声をかけたのですね。

感想:手相を知る最初の一冊におすすめ

卯野たまごさんの『手相占いであなたの幸せ引き寄せます!』は、手相に興味を持った方がまず初めに手に取る一冊として、とてもおすすめです。

逆にこの本が向いていないのは、手相について網羅的に学びたいと思っている方。
基本の線などについて順番に載っているわけではないので、この本だけで手相の知識を習得することはできません。
あくまでも手相の世界を楽しむという目的で手に取ってみてもらいたいです。

読むときのポイントは、手相に関する記述でよく分からないところがあってもあまり気にしないことです。
最初のうちから分からないことにばかり目が行ってしまうと、つらくなってしまうと思うので・・・。

大切にしてほしいのは、手相の世界に興味を持ってワクワクしている、今のあなたの気持ちです。

卯野さんのドタバタ成長ストーリーを応援するような気持ちで、よかったらぜひ。読んでみてくださいね。

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